2011年12月16日金曜日

VERTU Constellation

VERTUのタッチスクリーン搭載ハンドセット、Constellationです。

 VERTUには、大きく分けて高級ラインのSignature、スポーツラインのAscent、廉価版のConstellationの3つがあります。今回のハンドセットはこのConstellationで、今までも折り畳み式のAyxta、キーボード搭載のQuestといったハンドセットがあったのですが、今回はただの「Constellation」です。Touchという名前が付くかと思ったのですが、付きませんでした。

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 いつものように、山のような付属品の数々。ACアダプター関連、シガーソケットアダプター、ヘッドセット、ケース、AVケーブル、外部バッテリー・・・外部バッテリー!?そう、このConstellationはバッテリーが交換できません!iPhoneの悪い影響ですかね。携帯電話はバッテリーが交換できなくちゃダメでしょ。外部バッテリーにはmicroUSBが内蔵されており、結構便利に使えそうです。

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 待機時にはスクリーンに時計と日付が表示されています。ロック解除は本体下方のホームボタンを押してスクリーン下部のunlockを押すか、本体右側面のスライドスイッチを下方へ動かします。

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 画面は6枚用意されていて、VERTU SELECT、VERTU CITY BRIEF等があらかじめセットされており、ある程度はカスタマイズが可能です。ホーム画面、メニュー画面ともに白黒が基調で、渋めです。

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 左側面には上からSIMカードドア、コンシェルジェキー、ストラップ取り付け部があります。SIMカードドア上方に爪を引っかけて開けると、SIMトレイが出てきます。この辺のスムーズな動きはVERTUならでは。

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 右側面には上から音量キー、microUSBポート、ロックキー、カメラボタンが並びます。

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 下方はホームボタンのみ。


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 上方はプロファイル呼び出しボタンと環境光センサー、それらに挟まれるようにヘッドセットジャック。

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 裏面にはカメラ、スピーカー、LEDフラッシュ。

 1週間ほど使ってみましたが、大きさ、形、重さが私には使いやすく思えました。ただ、Bluetooth使用時のバッテリー消費が大きく、使わないときはこまめにオフしないといけないようです。

 この機種の前にはConstellation Questを使っていたのですが、ロックスイッチが上方にあって動きが固くて使いづらく、キーボードもあまり使わないので私にとっては今一つ。一番のお気に入りはSignatureなのですが、このConstellationは2番目に入るかな。+J for S60で日本語化が可能ですし、VERTU入門にはいい機種ではないかと思います。海外旅行時にVERTU Storeがあったら覗いてみるのもいいでしょう。円高ですしね。

2011年12月8日木曜日

hD3 Complication Slyde

今回ご紹介するのは、hD3 Complication の "Slyde" というデジタルウォッチです。

hD3 Complication は Jorg Hysek が Valerie Ursenbacher, Fabrice Gonet と組んで立ち上げた腕時計メーカーです・・・
と思っていたら、いつの間にか Valerie Ursenbacher の代わりに、Jorg Hysek の息子、Jorg Hysek Jr. が入ってました。
作っている腕時計は、どれも数千万円という超高額の複雑時計ばかりです。
そんな hD3 が今年、バーチャル・コンプリケーション・ウォッチともいうべき、Slyde を発表しました。
タッチスクリーンを備えたディスプレイに、コンプリケーション・ウォッチの映像を映すというもの。
えっ!あの hD3 がデジタルウォッチ?と驚いたものです。
でも、さすがhD3、ただのデジタルウォッチではありません。

9月発売予定でしたが、遅れて11月に出荷が始まったようです。
ステンレスモデルから金、ダイアモンドを使ったモデルまで用意されています。
私が購入したのはチタニウムモデル。
未だ日本には数本しか入っていないようです。 私が購入した店舗では私のが1本目。
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外観はデジタルウォッチにしては大きめで 縦57.84mm、幅47.71mm、厚さ17.53mm。
普段の画面は真っ暗。タッチスクリーンを指先でちょっと強めにポンとタッチすると右側面のLEDパワーインジケーターが点灯し、TFTディスプレイに時刻が表示されます。
画面オフから表示されるのは必ずこの画面。ギアで駆動されるデジタル式機械時計の映像が映し出されます。
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タッチスクリーンを 上から下へフリックすると上方から他の画面が降りてきます。
順にタイムゾーン、日付、今週の週カレンダー、来週の週カレンダー、その次の週カレンダー、そのまた次の週カレンダー、 ムーンフェイズ。
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下から上へフリックすると、クロノグラフ、カウントダウンタイマー、ティザームービー、エンジン選択へ。
設定変更できる画面は、長押しで設定に入れます。また、各画面でもう一度タッチするとデモが見られます。
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エンジン選択では、メカニカルな「バーチャル・エンジン」と画像に数字の入った「グラフィック・エンジン」が切り替えられます。
画面オフからオンにした場合は5秒で、画面を切り替えた場合は15秒で画面が消えます。
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左右へフリックすると、過去の出来事や未来の予定から今日までの日付が入った画像、お気に入りの画像を入れておけるようです。
これらの画像や、表示時間はPCと接続して、専用ソフトで変更できます。
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本体右にはポッチが5つ。上4つがパワーリザーブのLED、一番下が環境光センサー。
裏には充電・PC接続用のポートがあります。
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充電やPCとの接続は、USBケーブルと専用アダプタを介して行います。
アダプタと本体裏はマグネットで固定されます。

電池の持ちは、使い方にもよると思いますが、数日は持つようです。
充電時間は1〜1.5時間とのこと。
この時計の楽しいところは、後から新しいバーチャル・エンジンを追加して、色々なコンプリケーション・ウォッチを楽しめるところ。
発売時には別売りのエンジンを発表するようなことをいってましたが、結局発表は来年のバーゼルになってしまうようです。
タッチしないと時刻がわからない、数日ごとに充電が必要、アラームがないなど、実用的とは思えないのに、最低でも70万円超。そんなに売れんだろうと思ってましたが、案外予約が入っているようです。
物好きな人が多いんですねぇ・・・って、私が言う台詞じゃないか。